看護師としてのやりがい(体験談その2)
呼吸器外科病棟の看護師として勤務する中で、痛みのコントロールということがよく課題になりました。
呼吸器外科のある癌患者さんは癌の末期の状態で、癌が骨に移転しもろくなっている部分などに激しい痛みが走り、その痛みは体を動かせなくなったり夜も眠れないぐらいの激しいものでした。
看護師としてこの患者さんの痛みにどうケアしたらいいかといつも考え、痛む部位を温めてたりマッサージを施したり、痛みを軽減できるような体勢を患者さんと一緒に見つけて、枕などを使ってその体勢を作り上げるといったことなどを行い、大抵の痛みはある程度まで軽減できました。しかし癌は日々進行していく状況で、これらのケアと共に薬の服用も併用していきました。
スポンサードリンク
薬自体は医師が患者さんの状態を診断して処方するものですが、その薬をどのような間隔で服用させるか、また薬の増量が必要かどうかを判断するのは看護師が全て関わっています。
患者さんができるだけ痛みを感じないよう、薬の効果持続時間を考慮しながら患者さんの生活に合わせて服用の時間を決めていきました。
その結果その患者さんは最期まで痛みをほとんど抑えた状態で生活の質を保ちながら残りの時間を過ごすことができました。患者さんが人としての価値ある生を過ごせること、それに少しでも手助けできたことは看護師にとって最もやりがいを感じることです。
スポンサードリンク
サイト内関連記事
- 看護師を目指す看護学生さんへ
- 看護師を具体的に目指し始めた看護学生のみなさん。皆さんが通っている看護師養成学校......
- 看護師は継続した学習が必要
- 看護師に関する法律にも定められているように、看護師は常に看護の向上を図るため、自......
- 看護師としてのやりがい(体験談その1)
- 私が呼吸器外科病棟の看護師として勤務していた時の体験談です。 呼吸不全を患い人工......
- 男性看護師急増中
- 看護師というと一昔前は女性の仕事というのが世間一般のイメージでした。でも最近は「......
- 日本の看護師って素晴らしい
- 看護師という職種は日本に限らず全世界どこでも共通して絶対的に必要な職種ですが、日......
- 看護師の行う入浴介助
- ここで入浴介助という一つのケアを例に挙げて看護師の役割りや義務がどういうものなの......
- プロとしての看護師
- 看護師に少し似た仕事に、介護士や看護助手といったものがありますが、看護師との大き......
- 看護師の経験がこんなことを身につける
- 看護師としての経験は、看護の専門的な知識や技術といった面だけが役立っているわけで......
- 看護師の経験が日頃のこんな所で役立つ
- 看護師の持てる医学面での知識は、専門施設に限らず、日常生活でも大いに役立ちますね......
関連ニュース
- 看護師の求人・転職・派遣情報のご紹介ベネッセMCM
- ベネッセMCMは、介護職、保健師、理学療法士、看護師の求人・転職や派遣・人材紹介を支援します。 ... 当社から紹介して常勤(正職員)として入社された看護師の皆様に「入社お祝い金」 ... 看護師の求人夜勤ナース特集ページ 【オススメ求人情報】 ...
