看護師の行う入浴介助
ここで入浴介助という一つのケアを例に挙げて看護師の役割りや義務がどういうものなのか見てみましょう。
訪問先の高齢者の入浴介助を行う場合、ヘルパーさんと看護師の入浴介助は一見同じように見えます。しかしそこには金額の差が生じます。当然看護師の行う入浴介助は金額が高くなります。これはなぜでしょうか?
ヘルパーさんの入浴介助は、利用者の入浴を安全に且つ手際よく行えるようお手伝いすることで果たされます。一方看護師の入浴介助はどうかというと、まず利用者の体の状態などから今日入浴できる状態にあるかを診断し、入浴介助中もただ体をきれいにする目的だけでなく、皮膚や全身の状態はどうか、入浴中利用者の状態が急変しないかなどを医学的知識を基に注意してみています。
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看護師が入浴介助が終わった後に利用者の身の回りを整理整頓するのも、お手伝いさんのようにただきれいに片付けて見栄えよくする目的でしているわけではなく、利用者の必要なものを手の届く所に置いたり、不要なものを遠ざけて置いたりすることで、利用者が転倒する危険性を防止したり、感染源となるような物を取り除いたりしているのです。
会話一つとっても、利用者の言葉からいろんなことを洞察し予測する、重要な情報収集の場であり、また利用者に返す一言や傾聴といったことだけでも利用者の不安や苦痛を取り除いてあげることに繋がっていきます。特に看護師という専門家が話を聞いてくれたということは、利用者にとってはそれだけで心強く安心できるものです。
看護師の行うことにはすべて医学的根拠があり、どんなことを行う時も、対象者の健康と安全を守る義務があるのがわかりますよね。看護師になるまでの道のりははっきり言って容易ではありません。だからこそ、看護師になってからは、プロである意識を持って働くことが大切なんだと私は考えています。
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